要確認 国勢調査 面接で聞かれる!?面接で話せる!?
こんにちは。公ペンです。
近頃、国勢調査の調査書類がお家に届き始めてるかと思います。
国勢調査の概要は今年度、来年度の受験生は必ず押さえたほうがいいかと思います。特に地方公務員については、若手職員を中心に所管外の職員も応援で指導員・調査員として借り出されます。また5年に1回ですが、日本国民すべてが調査対象となるため、とても身近な公務員の仕事といえます。
ちなみに今回の調査は国勢調査100周年だと皆さん知っていましたか?また5年に1度の年でもあります。つまり何が言いたいか…、聞かれる可能性が大いにあるということです。
そもそも国勢調査とは何ぞやという方もいるかと思いますので、趣旨・流れ・概要を説明したく思います。
1 国勢調査の趣旨
国勢調査は、統計法に基づいて実施される人・世帯に関する全数調査で、国及び地方公共団体における各種行政施策その他の基礎資料を得ることを目的としています。
第1回調査は大正9年に行われ、今回の調査は21回目に当たり、実施100年の節目を迎えます。
2 国勢調査の流れ
①総務省統計局
②の都道府県統計課へ調査依頼(取りまとめ依頼)
②都道府県統計課※
③区市町村統計課へ調査依頼(取りまとめ依頼)
③区市町村統計課※
指導員、調査員を用いて住民から調査票を配布、統計課で集約した後②都道府県統計課へ提出
余談:ちなみに調査員は、最寄の自治体の統計課に問い合わせれば誰でもなりえます。
④区市町村→都道府県→総務省(国)
最終的に国へ集約され、各種行政施策その他の基礎資料となります。
※ 名称が多少、異なる場合あり
3 国勢調査の概要
①調査基準日・調査対象
令和2年10月1日現在、日本国内にふだん住んでいるすべての人(外国人を含む)及び世帯を対象
②調査項目
A世帯員に関する事項(15項目)
「氏名」「男女の別」「出生の年月」「世帯主との続柄」「配偶の関係」「国籍」「現在の住居における居住期間」「5年前の住居の所在地」「在学、卒業等教育の状況」「就業状態」「所属の事業所の名称及び事業の種類」「仕事の種類」「従業上の地位」「従業地又は通学地」「従業地又は通学地までの利用交通手段」
B世帯に関する事項(4項目)
「世帯の種類」「世帯員の数」「住居の種類」「住宅の建て方」
③調査後活用される基礎資料
A総務局統計課 ○○年国勢調査 結果
B〇〇県統計課 ○○年国勢調査 結果
C○○市統計課 ○○年国勢調査 結果
で検索を行うと規模毎にまとめられた各種基礎資料が公表されているはずです。(一部、窓口でしか閲覧できない市町村区もあるかも…)
ちなみに統計関係で言うと「データでみる○○市(町村区)」で調べると、皆さんの知りたい情報がまとまった冊子が出てくるかもです。
追伸:公ペンはつい最近まで「国せい調査」を「国ぜい調査」と思っており、恥をかきました(T T)