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インターンシップとは?アルバイトとの違いや参加時期なども徹底解説

こんにちは。公ペンです。大学生で就職活動について把握し始めた時、次のような悩みを抱える就活生も多いのではないでしょうか?

就活生

「そもそもインターンシップって何?」

「参加するとどのようなメリットがあるの?」

「どうやって申し込めばいいの?」

そこで今回は、「インターンシップの基礎知識」について分かりやすく解説していきます。また、インターンシップの目的や参加時期、申し込み方法などにも触れています。

インターンへの参加を検討している就活生の方は、ぜひ参考にしてみてください。

インターンシップとは?

まずは、インターンシップとは何か、簡単に説明していきます。

インターンシップとは、学生が企業で「就業体験」や「就労体験」を行うこと。略して「インターン」と称されることも多いです。

文部科学省の資料では、インターンシップとは、「学生が在学中に自らの専攻、将来のキャリアに関連した就業体験を行うこと」と定義されています。

参考:インターンシップの推進に当たっての基本的考え方

要は、社会に出る前に、実際に職場体験をしてみて、働き方や仕事内容への理解を深めるための制度だと言えるでしょう。企業側が用意したプログラムに則って、実務研修を受けたり、グループワークを行ったりします。

インターンシップへの参加率は年々増加しており、今や、就活生の8割以上がインターンシップを経験すると言われています。実際、2023卒の学生を対象としたマイナビの調査では、83.6%の人が「インターンシップへの参加経験あり」と回答しています。

参考:学生のインターンシップ、参加率「マイナビニュース」

インターンとアルバイトの違い

「インターンシップとアルバイトって何が違うの?」という疑問を持っている方も多いでしょう。

たしかに、「企業で仕事を経験する」という点において、インターンとアルバイトは似ているように感じられます。

しかし、アルバイトは「労働の対価として金銭を貰うこと」を目的としているのに対し、インターンの場合は、「企業や仕事への理解を深めること」を主な目的としています。

ゆえに、インターンとアルバイトは全くの別物だと言えるでしょう。

給料が出るかどうかは会社次第

上述の通り、アルバイトは「労働の対価として金銭を貰うこと」を目的としています。そのため、働いた分だけ給料が発生します。

一方で、インターンの場合、必ずしも給料が発生するとは限りません。給料が出るかどうかは会社次第です。有給のインターンもあれば無給のインターンもあるので、申し込む前に、しっかりと募集要項を確認するようにしてください。

インターンシップに参加する目的・メリット

この章では、「インターンシップに参加する目的やメリット」を紹介していきます。

具体的には、以下の5点です。

  1. 企業理解・職種理解を深められる
  2. 自己分析に役立つ
  3. 就活本番の予行演習になる
  4. 内定獲得率が上がる
  5. 人脈を広げられる

順に見ていきましょう。

企業理解・職種理解を深められる

インターンシップに参加することで、企業理解・職種理解が深まります。

会社説明会に参加したり、インターネットで調べたりすれば、ある程度の企業研究・職種研究はできるでしょう。しかし、それだけでは十分ではありません。

ぜひインターンシップに参加し、実際の業務に触れてみてください。会社のホームページを覗くだけでは分からない社内の雰囲気や業務内容を知ることができます。「どのような社員が多いのか」「どのように働いているのか」などをチェックし、就職活動に役立てましょう。

自己分析に役立つ

インターンシップに参加すれば、自己分析の精度も高まります。

インターンでは、先輩社員の指導のもと実務レベルの業務を行ったり、企業から出された課題についてグループワークを行ったりします。現場のビジネスを疑似体験することで、自分の強みや弱み、得意不得意が明らかになるでしょう。

自分の適性や能力を客観的に分析したうえで、「どのような仕事に向いているのか」「どのようなキャリアを目指すべきなのか」を考えてみてください。

就活本番の予行演習になる

インターンシップにおいても、就活本番と同様に、書類選考や面接選考が行われるケースが多いです。そのため、エントリーシートを作成したり、グループディスカッションに参加したり、面接を受けたりと、貴重な経験を積むことができます。

インターンシップの選考を一度経験しておけば、本選考の対策を立てやすくなるでしょう。社員からフィードバックやアドバイスを貰える場合もあるので、ぜひ積極的にインターンに申し込んでみることをおすすめします。

内定獲得率が上がる

志望度の高い企業がインターンシップを開催していれば、必ず応募するようにしましょう。インターンシップに参加しておくことで、熱意や行動力をアピールできるからです。採用担当者も、「この学生はインターンシップにも参加してくれたのか。自社に興味を持っている熱心な学生なんだな」と感じてくれるでしょう。

また、「内定直結型のインターン」や「早期選考につながるインターン」なども存在するので、ぜひチャレンジしてみてください。

人脈を広げられる

インターンシップでは、様々な出会いがあります。

普段は同じ大学の友人と過ごす機会が多いでしょうが、ここでは、他大学の学生と絡むことになります。自分の大学では得られないような就活情報を共有できるかもしれません。

また、「同じ業界・職種を目指す仲間」ができれば、就職活動に対するモチベーションも上がることでしょう。

インターンシップの内容

インターンシップは、主に、以下の3つのタイプに分けられます。

それぞれ期間や内容が異なるので、簡単に紹介しておきます。

1dayインターンの場合

1dayインターン
期間1日
内容セミナーや講演会

1dayインターンは、その名の通り、1日で完結するインターンシップです。実際に就労体験をする機会はなく、セミナーや講演会のような形式をとるものがほとんどです。

会社概要や業務内容を詳しく説明してもらえるので、企業研究に役立つでしょう。基本的に、書類選考や面接選考は行われないので、参加のハードルは低めだと言えます。

短期インターンの場合

短期インターン
期間1週間~1ヶ月
内容グループワーク

短期インターンは、複数の就活生でグループワークを行うのがメインです。プロジェクトの疑似体験をしたり、簡単なプレゼンテーションを行ったりすることも多いです。

また、短期インターンに参加すると、本選考で有利になるケースもあります。書類選考や一次面接が免除になったり、特別ルートでの選考に招待されたりと、大きなメリットを得られるでしょう。

長期インターンの場合

長期インターン
期間数ヶ月~
内容実際に働く「就業型」

長期インターンでは、ビジネスの現場で、実際に就労体験を行うことになります。先輩社員と同じような業務を任されることもあるでしょう。「給与が発生する場合が多い」「即戦力としてのスキルを身に付けられる」といったメリットがあります。

インターンシップの参加時期

通年開催しているインターンシップもありますが、基本的には、夏休み前後(サマーインターン)と冬休み前後(秋・冬インターン)に参加する就活生が多いです。

サマーインターンとは、大学3年生の6月~9月に開催されるインターンシップのこと。8月にピークを迎えるため、なるべく夏休みの予定は空けておくことをおすすめします。

また、秋・冬インターンとは、大学3年生の9月~1月に開催されるインターンシップのこと。12月や1月にピークを迎えます。就活本番前の最後のインターンになるので、気になる企業があれば、積極的にチャレンジしておきましょう。

インターンシップの申し込み方法

インターンシップに申し込む方法は、主に以下の4つです。

  1. 企業のホームページ
  2. 就職情報サイト
  3. 大学のキャリアセンター
  4. OBやOGの紹介

基本的には、「企業のホームページ」もしくは「就職情報サイト」から申し込むことになるでしょう。「どの就職情報サイトを使えばよいのか分からない」という方は、とりあえず、大手のリクナビやマイナビに登録してみることをおすすめします。

まとめ

「インターンシップの基礎知識」について分かりやすく解説しました。

インターンシップに参加し、実際に就労体験をすることで、企業や仕事に対する理解が深まります。就活本番の予行演習にもなるので、ぜひ積極的にインターンシップに応募してみてください。

皆さんの就職活動が成功することを心から願っております。

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