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公務員試験の面接対策 いつから?「今からが最善!」

公務員試験の面接対策

公務員試験の面接対策 いつから ?

こんにちは。公ペンです。

公務員試験の面接対策はいつから始めればいいの?という質問を度々、耳にしますが、実際の所はどうなのでしょうか?

予備校等では、「筆記試験が終わってから面接対策をするのは遅い」と謳われていますが、実際の所は筆記試験が終わってから面接対策を始める受験生が多いかと思います。どちらが正解なのでしょうか?また筆記試験が終わってからでは面接対策は間に合わないのでしょうか?

正直な話、筆記試験後に面接対策を始めても、合格ラインまでは対策できます。つまり間に合います。が、他の受験生と差別化するまでは仕上がらないかもしれません。

ちなみに公務員試験は面接の配点が筆記試験よりも高いことも珍しくはありません。

受験先別の配点比率の傾向は、下記のとおりです。

市区町村>都道府県庁>国家公務員

納税者との距離が近い順に配点が高い傾向にあります。というのも住民対応の機会が多く、実務上必要とされるからです。上記を踏まえると、他の受験生と面接で差をつけたいのであれば「筆記試験が終わってから面接対策をするのは遅い」と言えるかもしれません。

公務員試験の面接対策 今から!が最善

Q.公務員試験の面接対策「いつから?」

上記で、面接対策は筆記試験後からでも間に合うとしましたが、面接試験の配点を考えると筆記試験後から対策するのは果たして得策なのでしょうか?

A.公務員試験の面接対策「今から!」

「公務員試験の面接対策はいつから始めればいいの?」という質問への答え

公ペンの結論は「今から」です。(最善策)

上記のとおり、公務員試験の面接対策は他の受験生と差別化がしやすい。また、それに気づいていない受験生も多いため、「今から」面接対策をすることで一歩リードすることができます。

筆記試験対策に臨む中、「面接対策に割く時間はないよ」

という受験生もいるかと思いますので、最低限は取り組んだ方が良いことを下記に解説していきます。

最低限「今から!」取り組みたいこと

①志望動機(志望先の求める職員像)を把握

志望先の人事課ページや採用パンフレット等に乗っているかと思います。参考検索ワード「○○(志望先) 人事課」

②長所・短所・自己分析を整理

上記はこの記事を読んだ瞬間から手を付け始めましょう。理由としては志望先に一番自分を売り込む上で、核となる部分であるためです。特に長所・短所・自己分析(=性格)は志望先の求める職員像をはじめ後述する、【④ストレス・困難経験⑤集団活動・人間関係】にも密接に関わる自分自身の特性であるためです。上記を早期に対策を済ませておくことで、【④ストレス・困難経験⑤集団活動・人間関係】等の対策も効率的に進めることができます。

余裕があれば「今から!」取り組みたいこと

公務員試験で聞かれうる想定質問を大まかに把握しておきましょう。聞かれる質問を知っていると知らないとでは雲泥の差があります。日々の生活の中で想定質問を把握していれば、ふと回答が浮かぶこともあります。余裕があれば回答も少しずつ筆記試験前でも用意していけるといいですね。

準備すべき大まかな想定質問をページ最下部に載せておきますので、勉強の空き時間等に目を通してみてもよいかもしれません。ご活用いただければ幸いです。

公務員試験 面接では何が聞かれるか?

公務員試験面接 質問項目の重要度・優先度

公ペンの私見ですが、公務員試験で聞かれる質問項目をジャンル別に重要度・優先度について整理してみました。【重要度は差別化が図れる度合、優先度は取組順を想定しています。】

  1. 志望動機      【重要度★★★優先度★★★】
  2. 併願・既卒・転職  【重要度★★☆優先度★☆☆】
  3. 長所・短所・自己分析【重要度★★☆優先度★★★】
  4. ストレス・困難経験 【重要度★★★優先度★★☆】
  5. 集団活動・人間関係 【重要度★★★優先度★★☆】
  6. 志望先特有の質問  【重要度★★☆優先度★☆☆】

公務員試験の面接対策 質問項目別の回答作成のコツ

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質問趣旨を考えて作成するようにしましょう。面接官はあなたから「○○について聞き出したい」と意図して質問を投げかけます。それらを意識しつつ、面接官が欲しい回答(ウケがいい回答)を自分の経験や特性を踏まえて準備しましょう。

①志望動機 予想質問

個人的には、自分の特性を絡めた理想の職員像から攻め、足りない部分を自治体の魅力で補完することをお勧めしています。指示があれば、自治体の魅力の考慮も必須です。※自治体研究は必須

自治体研究についてはコチラを参考にどうぞ。

②併願・既卒・転職 予想質問

併願については、国家・広域自治体・基礎自治体の住民との距離感の違いや、民間企業と公務員の違いについてどう考えているかを説明できるかがポイントとなります。あまりにも、かけ離れている場合には、併願先を類似しない受験先は隠すことも吉と出る場合もあるかと思います。

既卒(就職浪人)・転職については、過去の経験からあなたが得たこと、今後活かせること、積極的な経験かがポイントとなってきます。またその中で失敗があれば、反省や原因を説明し、改善するためにしてきたことをうまく説明できれば、アピールポイントとなる場合もあります。

  1. 既卒・転職の理由説明
  2. その経験が有意義だった説明

③長所・短所・自己分析 予想質問

志望先の自治体が求める職員像にあった長所・自己分析をピックアップして自分の特性と志望先がマッチするような回答を練りましょう。短所については、改善するために意識していること等をうまく説明できるとプラスのアピールにつながります。

④ストレス・困難経験 予想質問

実は公務員、休職者が多いです。そのため、人事もへこたれないストレス耐性のある強い職員を求めています。具体的にはストレス経験とその時の対応、ストレス解消法を聞かれます。

なお下記はストレス・困難に関する公ペンの私見です。

ストレス・プレッシャーは種類の見極めが大事です。自分を成長させるストレス・プレッシャーであれば限界を見極めて、許容範囲までは背負いましょう。すぐに解消してしまうと、成長するための負荷も逃してしまいます。無駄なストレス・プレッシャーであればすぐに背からおろしてしまいましょう。

⑤集団活動・人間関係 予想質問

集団活動・人間関係の質問については、官民問わずかなり重要視されます。受験者が組織の一員となった時に、しっかりと機能する人材かを見極めたいからです(協調性)

また周りをまとめる特性のある人材であるかも重要視されます(リーダーシップ)。というのも公務員は数年単位で部署異動があるため、たとえ3年目の職員であっても、その部署での経験が最も長い職員になりうるからです。その場合、自身が率先して異動者等(ベテラン職員でも)をまとめ引っ張っていく必要があるためです。

人間関係についても、数年単位で部署異動があるため新天地の人間関係にすぐに順応できるような人材であることも求められるのかなと個人的には思います。

⑥志望先特有の質問 予想質問 

志望先の研究をしていれば自ずと特色等は掴めるかと思います。志望先特有の質問は志望度にも直結しますので志望度アピールにもなります。好印象を残せるよう志望動機も考慮し、しっかりと研究しましょう。また志望先特有の先進的な施策重点施策は必ず押さえるようにしましょう。

地方公務員の研究についてはコチラにまとめています。

公務員試験 分野別面接質問

分野別の想定質問集 下記で網羅していると思われますので、興味がある方はご活用ください。

志望動機(70問)
併願・既卒・転職(69問)
長所・短所・自己分析・自己啓発(57問)
ストレス・困難・プレッシャー(全33問)
個人活動・集団活動・人間関係(全155問)
実務(窓口対応・クレーム・やりたくない仕事・働き方)(全43問)

公務員試験 面接質問 頻出50問

公務員試験 面接質問 志望動機編

公務員試験 面接質問  併願・既卒・転職編

公務員試験 面接質問  長所・短所・自己分析・自己啓発編

公務員試験 面接質問 ストレス・困難・プレッシャー編

公務員試験 面接質問 個人活動・集団活動・人間関係編 

公務員試験 面接質問 実務編

公務員試験 面接質問 その他編

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