選挙面接対策

地方公務員と選挙

地方公務員共通
選挙

こんにちは。公ペンです。

皆さんは選挙に行ったことはありますか。意外と行った事がない方も多数いるかと思います。ちなみに私は初めて選挙事務をするまで行った事がなく、上司にバチクソ怒られた思い出があります。(初めての選挙はそこで行きました…)

実は地方公務員と選挙はとても密接な関係にあります。怒られるのも今考えると当然だったかと思います。

選挙事務の重要性

皆さん、憲法で参政権について学んでいるかと思いますが、参政権は国民の三大権利と呼ばれる事もある位、大事な権利です。

参政権は、選挙投票を通じて行使するものですが、どうして私たちは投票ができるのでしょうか?

(選挙管理委員会を中心とした)地方公務員によって投票所が開設・運営されているため投票ができるのです。

そのため国民が適切かつ円滑に参政権(選挙権)を行使できるように、選挙事務に従事することが地方公務員には強く求められています。ちなみに重要度で言うと防災関連業務に次ぐほど重要な業務に位置します。特に投票所は責任職が仕切るため、責任職ほどその重要性を認識しています。そして皆さんの面接官となるのは責任職です。つまりそういうことです。

抑えておきたい選挙知識

①投票立会人・投票管理者

 A投票立会人

投票所で、選挙人の投票に立ち会い、選挙が公正に行われているかを確認します。

 B投票管理者 

投票所の最高責任者として、投票立会人の元、投票事務従事者を指揮監督し、公正な投票所の運営をします。(投票区の自治会長がなることが多いです。)

②当日投票所・期日前投票所・開票所

 A当日投票所

選挙当日のみ投票ができる投票所です。家の近くの小中学校や、自治会館、公共施設等が会場となります。

 B期日前投票所

選挙当日より前に、投票を行うことができる、投票所です。人が集まりやすい場所(駅、駅前商業施設、役所等)が投票所になります。

 C開票所

全投票所の投票箱を集約・解錠した後、投票用紙の候補者別の集計を行う場所です。

※ 後述しますが、ABCすべての場所で皆さんも従事するチャンスがあります。【ガクチカ】参照

期日前投票(不在者投票、在外投票)

 A期日前投票所での投票

当日投票が原則ですが、例外としてそれ以前の期間に開設される期日前投票所に投票する期日前投票があります。

ちなみに期日前投票所は気軽に投票に行けるため、投票率向上につながる投票手段として最近の流行りでもあります。新型コロナウイルス感染症の影響もあり、今後さらに注目される選挙になるかと思います。

 B不在者投票

  旅行や単身赴任等で、投票期間に選挙に行けない場合、滞在地にある選挙管理委員会で投票する方法です。選挙当日まで投票用紙は選挙管理委員会で保管され、選挙当日に投票箱に投函されます。

 C在外投票(国外での不在者投票)

  海外に住みがら、国政に参加できる投票です。国の選挙に限ります。住んでいないのに地方選挙に口を出すのはおかしな話だからです。国の選挙は国籍があるため、口を出せます。居住国の大使館で投票します。不在者投票のため投票用紙は日本に到着後、選挙当日まで投票用紙は選挙管理委員会で保管され、選挙当日に投票箱に投函されます。

※ABCは全て期日前投票です(選挙当日以外に投票するため)

BCは不在者投票です(投票区の自治体の投票所で投票しないため)

選挙の種類

①衆議院選挙(国、最高裁判所長官の罷免)

②参議院選挙(国)

③地方選挙(地方議員、首長、市長)

面接でどう使う?

①使えるケースとしては、身近な公務員の仕事を聞かれた際

イメージしやすい公務員の仕事として話します。その際に、住民の権利(参政権)を影で支えている印象があると話したり、当日投票所は住民と協力して運営するため、協働して住民のために働いてる印象があったりということができるでしょう。

②最後に何かいいのこしたことはありますか?の質問

もし選挙の話題が上がらなかった場合には、最後に、住民の参政権を守る選挙事務についてもやりがいを感じ、進んで従事したいと思っている旨、話すと良いかもしれません。

③【ガクチカ】下記参照

皆さんも気軽に選挙事務を経験することができます。やはり話だけよりも実際にやったことがある方が説得力があります。メリットしかないので、時間を作れれば進んで経験しましょう!

【ガクチカ】 選挙事務に従事してみよう。

①期日前投票所に従事する。

従事できる仕事

  1. 案内・受付係
  2. 投票用紙交付係

②当日投票所に従事する

従事できる仕事

  1. 投票立会人
  2. 案内・受付係
  3. 投票用紙交付係

③開票所に従事する。

従事できる仕事

  1. 開票集計作業

最寄りの選挙管理委員会に選挙が近くなったら、問い合わせてみましょう。自治会や委託先の人材派遣会社を紹介してくれる場合があります。また直接、申し込める場合もあります。

最後に

百聞は一見にしかずです。まず選挙をしてみましょう。そして余裕があれば選挙の運営に関わってみましょう。

意外かと思うかもしれませんが、管理職である面接官には、選挙の話は響きます。他と差別化できる自分の色を作っていきましょう。

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