こんにちは。公ペンです。
「最後に何かありますか?」公務員試験 頻出の面接質問
公務員試験面接の頻出質問の中に「最後に何かありますか?」と言った逆質問があるかと思います。
逆質問時、どういった回答をすべきかという質問を受験生から聞く機会も多いので、公ペンが良いと思う回答例(回答の際の視点)をこの記事では解説していきます。
「最後に何かありますか?」 出題意図
①志望度の確認 「最後に何かありますか?」 出題意図
「志望先への意欲」を判断する材料として使われます。逆質問をしない人や、ありきたりな質問をする人は、志望度が低いと判断されてしまうかもしれません。減点とまでは言いませんが、アピールして加点された受験生と差が着いてしまいます。
➁コミュニケーション能力の確認 「最後に何かありますか?」 出題意図
逆質問には、「面接官の質問への回答」という一辺倒な会話とは違った受験者側発信のコミュニケーション能力を確認する意図がある場合もあります。面接の流れに関連する逆質問ができる対応力や、面接の要点を押さえた逆質問等も評価につながる場合があります。
③公務員との相性・適正の確認 「最後に何かありますか?」 出題意図
聞いてくる質問によっては公務員としての適正が図られている場合があります。逆質問にもセンスが必要かもしれません。比較的、向上心や抱負などポジティブな印象を与えられる内容が好まれます。
「最後に何かありますか?」 回答例
①抱負を話す「最後に何かありますか?」 回答例
「私が(受験先の名前)さんに採用して頂くことができましたら、能動的に自ら学び、自ら仕事を探す気概で、 ( 受験先の名前) ないし ( 受験先の名前) の住民のために全身全霊で働きますので、ぜひ私を採用していただきたく思います。」
➁キャリアプランニングアピール 「最後に何かありますか?」 回答例
- 「主任(係長)に昇任するのに要する年数を教えていただきたく思います。
- 「主任(係長) 昇任は試験によるのか、推薦によるのか教えていただきたく思います」
- 「女性責任職(係長)の割合。育休後に責任職 (係長) になる人はどのくらいいるか?教えていただきたく思います(女性の場合)」
上記の逆質問はキャリアプランを考えているアピールができます。一つ注意したいのが、自治体によっては昇任試験の有無や最短昇任年数用を公開している場合があります。調べて簡単には出てくる自治体であれば聞くのは得策ではありません。(調べてないな…、と思われます。)
なお逆質問以外にも、キャリアプランについては単体でも聞かれる場合があるので、自分がどういった役所人生を歩んでいくか、考えておきましょう。係長を目指す地方公務員の昇任目安は20代後半で主任、30半ばで係長です。(公ペンの体感)
③入庁までにやるべきことを聞く? 「最後に何かありますか?」 回答例
「入庁前に、(○○を身につけたく、△△に取り組もうと思うのですが/取り組んでいるのですが)他にすべきことはありますか?また面接官の皆さんが、入庁後に入庁前にやっておけばよかったなと思ったことはありますか?」
〇〇は志望動機に絡められるとなお良いかと思います(志望動の裏付けになるため。) 。 また聞くだけでなく既に取り組んでいたり、具体的な今後への考えを示せると、単なる「入庁するまでに何をするべきですか」と差別化できるかと思います。
また「残りの学生生活を謳歌するといいよ!」といった趣旨の答えをもらった際には、
「学生生活も楽しみつつ、〇〇にも臨んでいこうと思います。」と言えると収まりが綺麗かなと個人的には思います。
なお定番回答なので、上2つの方がおススメです。
番外編:ウルトラC(面接官次第で鬼響きする場合も!?)
「面接では話せていませんでしたが、配属課に関わらず防災の業務は、何よりも重要な役所の業務だと考えています。採用して頂いた際には、すすんで災害時に参集し、避難所運営・災害対応に臨みたいと考えています。以上です。」
防災の仕事に重きを置く面接官は多いです。また人事部門と防災部門が密接な自治体も多いです。そのため、上記の回答は面接官次第ですがハマると採用の決め手になるかもしれません。
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