面接対策

特別区3分プレゼンの作り方(例文あり)と注意点(落とし穴)

地方公務員共通
面接対策

こんにちは、公ペンです。

この記事では特別区3分プレゼンの作り方特別区3分プレゼンの注意点(落とし穴)について解説していこうと思います。

特別区を受験する皆さん、ご存知かと思いますが、令和4年度から出願時に面接カード

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特別区3分プレゼンの作り方

特別区3分プレゼンの雛形

  1. やりたい仕事(抽象的な話)
  2. やりたい仕事(具体的な話)
  3. 特別区の志望動機(自治体への愛着・自治体の特色等)
  4. 特別区職員の志望動機
  5. 自身の特徴(長所) ➡ 理想の職員像とからめて

私が実際に、特別区3分プレゼンを作成した時に意識していた雛形を紹介します。あくまで一例です。この中で一番大事なのは

4.特別区職員の志望動機

5.自身の特徴(長所)➡ 理想の職員像とからめて

と個人的には考えています。それ以外ではあまり他と差別化できないと思うためです。上記2つについては、理想の職員像をスタートとすると

特別区が欲しい○○な職員で私の特徴(長所)にぴったりです。共感します。特別区にぴったりなこんな私はどうですか?

といったような流れに持っていけます。また公務員の面接は、ピテンシー面接が主流でもあるため、この後面接官が、あなたの特徴(長所)の具体的なエピソードは何ですか(=うちが欲しがる職員だとわかるエピソードは何ですか)とどんどん深く聞きにきてくれます。そこをアピールしない手はありません。

そのため、特別区への業務的な志望動機や特別区の愛着も大事だとは思いますが、上記二つのアピールが有効だと私は考えています。実際、筆記はボーダー以下でしたが、面接で上位10%に食い込むことができました。

特別区3分プレゼンの例文

実際に私が受験の時に使った3分プレゼンは次のような感じです。

1.やりたい仕事(抽象的な話)

「住民主体のまちづくり」の推進に貢献したく思います。特別区職員として、様々な活動主体に働きかけ、地域を巻き込んだ街づくりを進めます。理由としては、今後、少子高齢化が進む中、更に区民ニーズは多種多様化していくことが見込まれます。そういった中で行政のみでの区政サービスの向上は難しく、「協働」が不可欠な時代が来ていると考えるためです。

2.やりたい仕事(具体的な話)

特に防災関係、防犯関係、高齢者の見守り等については、地域の協力がとても重要です。そのためにも、区役所職員として、自治会町内会をはじめとした内外問わず、様々な活動主体にこちらから出向き、調整等を行う気概で業務に取り組み、その姿勢を地域の活動主体に見せることにより、地域をやる気にさせ、住民主体の街づくりの推進に努めたく思います。

4.特別区職員の志望動機

特別区が理想の職員像として掲げる「自ら考え行動する人材」という考え方に共感し特別区職員を志望します。行政サービスのニーズが多様化する中で、今までどおり前例踏襲といった考え方では、住民ニーズに柔軟に応えることはできなく思います。「コンプライアンス」の面を考えても、従前の法律や規則を守る法令順守という意味だけでなく、プラスアルファで区民からの要請に全力で応えられる職員になりたく思います。

5.自身の特徴(長所)➡ 理想の職員像とからめて

また私自身、主体的な性格であり、現職ではもちろん、学生時代から物事に常に課題意識を持って、積極的に取り組んできました。そういった中で、行政の仕事は根拠法令等によって、決まっていることも多いと思いますが、機械的に法令等で「決まっているから~する」ではなく、その法令等の趣旨また地域の実情等を考えた結果、~するといった考え方で、業務に取り組んでいきたく思います。採用された際には、自分から仕事を探しに行く気概で、業務に取り組んでいきたく思いますので、ぜひとも特別区職員として採用していただきたく思います。以上です。

※すいません。地元じゃなかったため、特別区の志望動機は使っていませんでした。。。

特別区3分プレゼンの注意点(落とし穴)

「暗唱・暗記」から「キーワード暗記」へ

単刀直入に、特別区3分プレゼンは、面接が苦手な人ほど機械的印象を面接官に与えやすい落とし穴があります。

事前に原稿を用意するがゆえんです。おそらく皆さんは原稿を何度も読み込み、原稿をを1字1句、暗記・暗唱するかと思います。もちろん暗記・暗唱は大切です。しかしその段階のままで面接に臨むのは得策ではありません。暗唱暗記では単調な会話に陥りやすいためです。

キーワード暗記に移行していく必要があります。

簡単に言うと暗唱暗記は原稿を一字一句覚えてそのまま順序通りに原稿を話す方法です。

キーワード暗記は要所・要所のキーワードを頭に落とし込み、実際に話す時、それらを関連させて話す方法です。

実例でいうと、

暗唱暗記型の場合

特別区が理想の職員像として掲げる「自ら考え行動する人材」という考え方に共感し特別区職員を志望します。行政サービスのニーズが多様化する中で、今までどおり前例踏襲といった考え方では、住民ニーズに柔軟に応えることはできなく思います。「コンプライアンス」の面を考えても、従前の法律や規則を守る法令順守という意味だけでなく、プラスアルファで区民からの要請に全力で応えられる職員になりたく思います。

キーワード暗記型の場合

  1. 理想の職員像ー「自ら考え行動する人材」
  2. 行政サービスのニーズが多様化
  3. 前例踏襲×
  4. プラスアルファ

上記は実際に、私が3分プレゼンで使用した一部ですが、原稿を作成した当初の段階では暗唱暗記をしてました。その後、面接当日までにはキーワード4つから暗唱時の文が話せるようになるまで、脳内で何度もキーワード同士の関連付け及び連想の特訓をしました。結果として試験本番は抑揚のついた明るい3分プレゼンができたと思います。

またキーワード同士を関連付ける特訓の中で、頭の引き出しの整理をすることができます。

もし予想外の質問が来ても、頭の引き出しの整理ができていれば、瞬時にその質問に即したキーワードが勝手に口から出てきます。

たとえ初めて聞くような質問であっても、皆さんが面接に向けて用意してくる想定質問の回答の中には必ず対応できる素材が眠っています。その素材を瞬時に引き出せるように、原稿を暗唱した後には暗唱暗記からキーワード暗記のステップに移るトレーニングに取り組みましょう。

その他

  1. 特別区 人事院面接 想定質問集300問
  2. 特別区の自治体研究

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