こんにちは。公ペンです。
今日は公務員試験の頻出面接質問でもあり、民間就活の頻出質問でもある
「希望しない部署に配属されたら?」の面接質問
- 「希望しない部署に配属されたら?」
- 「やりたい仕事が出来なかったら?」
- 「希望外の部署でモチベーションはどう保つ?」
上記のように、数種類の類問がありますが、皆さんならどう答えますか?
公ペンは、この質問に対して必勝の回答例があるのですが、次の出題意図を把握した後、一つ目の回答例を確認してもらえればと思います。
ちなみにこの質問は、答えにくい質問ですが、かなり他と差がつく質問だと思います。その理由は次の出題意図を確認してもらえばよく分かるかと思います。
ちなみに回答のカギは「苦手との対面」と「実体験」です。
「希望しない部署に配属されたら?」 の出題意図
志望度の確認 「希望しない部署に配属されたら?」 の出題意図
ミスマッチの防止 「希望しない部署に配属されたら?」 の出題意図
安定だけを求めて公務員となり、辞める職員は後を絶ちません。その原因の多くは、予め公務員の仕事の幅広さを認識していないこと(=やりたくない仕事も多い)。
やりたくない仕事をしなければならなくなった時の、モチベーションを維持できるほどの給与収入がない場合が多くあります。(※仕事が苦痛でなければ、それなりに満足できる給与収入です。)
対応力の確認 「希望しない部署に配属されたら?」 の出題意図
私の私見ですが、採用者が苦手分野 (=やりたくない仕事) に対してどういう心持でいるかを面接官はみたいのではないかと思います。好きな事を一生懸命取り組めることは至極、当然です。
逆に嫌いな事(=やりたくない仕事)に対して一生懸命取り組めることは一種の資質です。この質問の対応・考え方次第で、その資質を見極めようとしているのではと公ペンは思います。
「希望しない部署に配属されたら?」 の回答例
回答例1「すべてが僕の力になる~♪」 公ペン一押し
- 受験生「その部署での経験が、私の力になると考えられる(確信している)ので、全力で仕事に臨めます。」
- 面接官「それは何故ですか」
- 受験生「(実際の経験を話す)。この経験から、今まで経験してきたことは、どこかで必ず、私自身の力になってくれると考えられる(確信している)ためです。」
- 例1:(部活)中学校陸上部で100メートルで毎日走込をするも万年ベンチ→当時、努力は無駄になってしまったと考えていたが、高校ラグビー部で走力は武器に(毎日走込は無駄ではなかったエピソード)
- 例2:(受験勉強)嫌いな科目も頑張って勉強したが、志望校に落ちる→当時、無駄な努力だと考えていたが、公務員試験受験の際に、使える味方に(受験勉強は無駄ではなかったエピソード)
- 例3:(バイト)学生時代に、お金だけのためにイヤイヤやっていたイベント裏方の養生・設営バイト→選挙の投票所設営やイベントのブース設営の際、役立つスキルと役所の職員から聞く(バイトで培ったスキルは無駄ではなく、役所仕事でも活きるスキルに)
- 例4:(バイト)学生時代に、金だけのためにイヤイヤやっていた集団クラスの塾講師→役所の業務で多くの住民に話をする機会もあると役所の職員から聞く(バイトで培ったスキルは無駄ではなく、役所仕事でも活きるスキルに)
- 「希望しない部署に配属されても大丈夫?」の場合
- 受験生「はい」面接官「それはどうして?」→上記へ
- 「希望外の部署でモチベーションはどう保つ?」 の場合→上記へ
カモフラージュを入れていますが、例1~4のうち2つは実際に、公ペンが受験の際に、使ったエピソードに似たものが入っています。入庁後3年目に、面接官だった課長級の職員と話した際にも、この質問の回答だけ印象づいていたようで覚えていてくれました。理由を聞くと、
嫌いな事(=やりたくない仕事)に対して一生懸命取り組める、合理的な理由を説明できることがかなり重要なようで、挫折経験を伴った実体験はかなり説得力があるようです。また例を4つ示しましたが、似たようなエピソードは誰しもある(容易に作れたりする)かと思うので、おススメです。
回答例2「住民のためにがモチベーション」「希望しない部署に配属されたら?」
- 受験生 「希望しない部署に配属されても志望度は変わりません。私のやりたいことは、いくつかあれど、最終的に[志望先]の住民の方々の暮らしを豊かにすることです。そのために必要な仕事であれば全力で取り組めます。 [志望先]の 一員として住民に貢献できる限り、私はどの部署でもやりがいを持って業務に臨めます。」
- 「希望しない部署に配属されても大丈夫?」の場合
- 受験生「はい」面接官「それはどうして?」→上記へ
- 「希望外の部署でモチベーションはどう保つ?」 の場合→上記へ
回答例3「部署のこだわり無し!」「希望しない部署に配属されたら?」
- 受験生 「希望しない部署に配属されても志望度は変わりません。理由は3つあります。
- ①まず一つ目に私が[志望先]を志望した理由の一つに数年スパンで多くの部署で実務経験を積めることであり、その中から自分に一番適していると思う仕事を見つけたいと考えているためです。
- ➁次に学生時代、体育会系の厳しい部活でもまれており、どんな困難もやり遂げる自信があることです。
- ③最後に(具体的部署を例示された場合)○○の部署の仕事にも~な必要性・やりがいを感じるためです。」
- 「希望しない部署に配属されても大丈夫?」の場合
- 受験生「はい」面接官「それはどうして?」→上記へ
- 「希望外の部署でモチベーションはどう保つ?」 の場合→上記へ
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