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【就活生向け】ES・履歴書の基礎知識|対策方法や始める時期を徹底解説

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こんにちは。公ペンです。大学生で就職活動について把握し始めた時、次のような悩みを抱える就活生も多いのではないでしょうか?

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「ES・履歴書はいつから対策すればいい?」

「そもそもESと履歴書の違いが分からない!」

「対策方法を詳しく教えてほしい!」

そこで今回は、「ES・履歴書の基礎知識」について分かりやすく解説していきます。また、ES対策のやり方や始める時期、おすすめツールなども紹介しています。就活生の方は、ぜひ参考にしてみてください。

ES・履歴書の基礎知識

まずは、ES・履歴書とは何か、簡単に解説していきます。

ES(エントリーシート)とは

ES(エントリーシート)とは、「自分の長所や熱意などをアピールするための書類」です。就職活動において、企業にエントリーする際の応募書類のひとつであり、書類選考はもちろん、面接選考の際にも参考資料として使用されます。

例えば、以下のような記入項目があります。

  1. 志望動機
  2. 自己PR
  3. 学生時代に特に力を入れたこと
  4. 長所や短所
  5. 将来の目標

紙に手書きの場合もあれば、Web上で作成・提出する場合もあるでしょう。基本的に、企業によってフォーマットや指定文字数も異なります。

履歴書とは

履歴書とは、「自分の経歴や個人情報を伝えるための書類」です。ESと併せて、企業にエントリーする際に提出します。

例えば、以下のような記入項目があります。

  • 氏名
  • 生年月日
  • 住所や連絡先
  • 経歴や学歴
  • 保有資格

履歴書に記載した経歴や個人情報は、入社後も、「従業員データ」として保管されることが多いです。なお、履歴書は「公的書類」にあたるため、虚偽の報告をすると犯罪(私文書偽造)になってしまうので、十分に注意してください。

また、履歴書の用紙については、基本的には市販のものを使用すれば問題ありません。企業によっては、「大学指定の履歴書」を求められるケースもあるので、覚えておきましょう。

ESと履歴書の違い

「ESと履歴書の違い」をまとめると、以下の通りです。

ES(エントリーシート)履歴書
概要自分の長所や熱意などをアピールするための書類自分の経歴や個人情報を伝えるための書類
使用目的採用選考に使われる (応募者の魅力や人間性、自社で活躍してくれそうかをチェックする)人事データとして扱われる (応募者の基本情報をチェックする。入社後は「従業員データ」として保管される)
公的書類かどうか×
記入項目志望動機、自己PR、ガクチカなど氏名、生年月日、学歴など

ES対策を始める時期

「ESや履歴書の対策はいつから始めればいいの?」という疑問を持っている人も多いでしょう。

明確な正解はありませんが、「なるべく早く・できれば今すぐに」というのが結論になります。

本格的にESや履歴書を何枚も提出していくのは、採用情報が解禁される”大学3年生の3月”以降ですが、準備できる部分はなるべく準備しておくようにしてください。

特に、ガクチカ(学生時代に特に力を入れたこと)や自己PRなどは、どの企業でも質問されるような項目です。自己分析や業界研究・企業研究をある程度進めた段階で(サマーインターンが始まる前に)、一度ガクチカや自己PRを作成してみることをおすすめします。

「大学3年生の前半は就活準備ができなかった」という方は、遅くても10月~11月にはES対策を始めるようにしてください。

ES対策のやり方

この章では、「ES対策のやり方」について簡単に解説します。

基本的に、ES対策は、以下のような流れで進めていきます。

  1. まずは自己分析を徹底する
  2. 業界研究や企業研究を行う
  3. 三大質問を攻略する
  4. ツールやサービスを利用する

順に見ていきましょう。

まずは自己分析を徹底する

まずは、しっかりと自己分析を行いましょう。

自己分析とは、自分の性格や特徴を知るために、これまでの経験や考え方を振り返り、整理することです。

現状、自己PRや自分の長所などを問われた際、「どうやって回答すればよいのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。

客観的な視点で自己分析を行うことで、「自分はどのような人間なのか」が明らかになります。自分ならではの強みや弱み、好き嫌い、大切にしている価値観などが分かるわけです。ゆえに、自ずと「自己PRに書くべき内容」も見えてくるでしょう。

※自己分析について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご参照ください。

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業界研究や企業研究を行う

続いて、業界研究・企業研究を行いましょう。

業界研究とは、「世の中にどのような業界があるのか」を調べ、それぞれの業界における特徴やビジネスモデルなどを研究すること。また、企業研究とは、文字通り、企業の特徴や事業内容などを研究することです。

業界研究や企業研究を行っておくと、自己PRや志望動機の説得力が増します。

例えば、「志望動機は○○です」と記載するだけでは、なかなか採用担当者には響きません。しかし、業界研究や企業研究をしっかりと行っていた場合は、以下のように回答できるので、採用担当者にも響きやすくなるでしょう。

「志望動機は○○です。貴社の○○事業は○○といった特徴があり、同業他社と比べて○○という強みがあります。貴社に入社できた場合は、ぜひ○○事業に携わり、○○を実現したいと考えております。」

このように回答できれば、「よく研究しているな」「熱心な学生だな」と感じてもらえるので、書類選考の通過率もアップするでしょう。

※業界研究や企業研究について詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事もご参照ください。

→リンク

三大質問を攻略する

自己分析、業界研究・企業研究をある程度進めたら、三大質問を攻略しましょう。

三大質問とは、どの企業のエントリーシートでも問われるような、以下の3つの質問のこと。

  1. 自己PR
  2. 志望動機
  3. ガクチカ(学生時代に特に力を入れたこと)

「いかに魅力的な自己PR・志望動機・ガクチカを作成できるか」が、就活を成功させる鍵だと言えます。

書き方のポイントを簡単にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

自己PR ・結論ファースト→根拠・具体例→成果(結論)
・自分の能力を説明するだけでなく、「どのように活かせるのか」にも言及する
志望動機 ・「その企業でなくてはならない理由」を明確にする
・業界研究や企業研究で得た知識を盛り込む
・「就職活動の軸」を決めておくと書きやすい
ガクチカ・以下の4点を説明する
  1.なぜ頑張ろうと思ったのか
  2.どのような壁・困難があったのか
  3.どのように解決したのか
  4.その経験から何を得たのか

ツールやサービスを利用する

「ES対策に役立つツール・サービス」を利用するのもおすすめです。

代表的なものを紹介するので、興味があれば、ぜひ活用してみてください。

【内定者のESが掲載されているサイト】

就活会議
エントリーシート(ES)を探す | 書き方や履歴書との違いもご紹介【就活会議】
就活のエントリーシート(ES)の体験談の一覧です。通過・内定したエントリーシートの設問と回答の体験談を、業界最大級の115,000件掲載しています。志望企業のES選考対策に役立ててください。
リクナビ
プロが教えるエントリーシート書き方のコツと例文【企業のチェック観点も解説】 - リクナビ就活準備ガイド
エントリーシート(ES)を書くに当たって、「何をどう書けばいいのかわからない…」「アピールの仕方がわからない…」と悩む人は多いようです。 そこで今回は、企業の採用担当者がESでチェックしている観点を踏まえ、エントリーシートの書き方と例文について解説します。
ONE CAREER
ES・体験談一覧 - 志望動機/面接の質問など|就活サイト【ONE CAREER】
就職活動のES・体験談の一覧です。企業ごとに、本選考・インターンシップ選考でのエントリーシートの例文や、グループディスカッション(GD)の問題、面接での質問、OB訪問・リクルーター面談・WEBテストの体験談や回答例を掲載しています。

【志望動機を作成してくれるツール】

志望動機作成ツール(キャリアパークエージェント)
志望動機作成ツール|キャリアパークエージェント | キャリアパーク就職エージェント
志望動機メーカー(しごとナビ)
志望動機メーカー:作成画面 【転職・求人サイトしごとナビ】
志望動機の作成にお困りの方へ、「あなたの志望動機」の作り方サポートいたします。

【ESを添削してくれるサービス】

就活SWOT(無料)
エントリーシート自動添削&文字カウント機能|就活SWOT
就活SWOT ではエントリーシート文字カウント&自動添削機能を公開しております。内容に応じたアドバイスや誤字脱字などをチェックする事ができます!ES対策は就活SWOTは就活における企業研究、企業選びに役に立つサイトです。
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エントリーシート添削│国内・海外のインターンシップ求人情報。大手企業のインターンでは経験できない、実践型インターンシップ。ビジネスセミナー、面接対策、海外インターンシップもあり。大学1年生~院生まで参加可、内定者も歓迎。

まとめ

「ES・履歴書の基礎知識」について分かりやすく解説しました。

ES・履歴書の対策は、なるべく早く始めるに越したことはありません。ぜひ当記事を参考にしながら、魅力的なES・履歴書を作成してみてください。

皆さんの就職活動が成功することを心から願っております。

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